どこに差別点をつくりますか? 〜商品開発の発想 松岡宏行/スイスイ社取締役 |
モノがよければ必ず売れる?
長年の主婦の夢の商品であった「食器洗い機」。水も洗剤も節約でき、毎日のあの煩雑な洗い物から解放してくれる画期的な商品が、こんなに手頃な値段になったのに、まだ買わない人がいるのはどうしてでしょうか。 値段が安ければ必ず売れる? 品質とコストが、競争力のポイントであることはいうまでもないことです。品質とコストのバランスをどこに保つべきか。多種多様なものがあふれかえる市場の中で、自社の製品をどこに位置づけるのか。個別の商品のみならず、自社のブランド位置をどこに置こうとしているか。 |
低価格の衣料品ブランドでぐんぐん伸びている会社があります。価格だけならば、他の企業でも同等レベルでやっているところがあるのに、どうしてこの会社だけ、業績が群を抜いているのでしょうか? 信頼と感性のマーケティング
十分に成熟し、もはや機能で差別化できない商品群で競争力を保つには、低コストで供給するという方向があります。市場がグローバル化するなか外国製品と価格競争を強いられるのはやむを得ないかもしれません。 商品とデザイン、パッケージ
現代女性の美しさを、顔だけで語ることができないのは当然です。彼女たちの「美容」は、もはや「化粧」ではなく、健康や体づくり、ライフスタイルにわたる概念でとらえなければならないのです。
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