News

リアルおべTをつくる

先日の7/3~7/5まで東京ビックサイトにて
「第1回プロダクションEXPO」にスイスイ社ブースを出して参加したんですが、
そこで新作発表した「おべT物語」。
(YouTubeにも出してる「Tシャツ物語」の改良版。
Tシャツの中で暮らすねこのニャビンと怪獣のキャビンのストーリー)。
その展覧会場に、実際にそのTシャツを作って並べよう!ということになり、
生まれて初めて自宅でTシャツ制作(染め)にチャレンジしてみました!
wwその行程を備忘録も兼ねて書きたいと思います。

leart_01

会場ではモニターの下に飾ったので気付いた人も少なかったかも…

 

作りたいイメージはこの3つです。

leart_02_2

大人用のTシャツだと大きくて作るのが大変そう、という怠惰な理由もあり、
子ども用90cmのTシャツで作ってみることにしました。
購入した染料は「プレミアムダイ」の
チューリップレッドとオーシャンブルーの2色です。
(ハンズやユザワヤ等で購入できます)

leart_03

 

1袋に対して500mlの40度のお湯で溶かします。独特な香りがプンとしてきます。

leart_04

ドキドキ…

 

別の大きめな容器に6Lの40度のお湯に塩250g
(結構多いのでビビリながらも)を入れてよく溶かし、
最初の赤の染料をそれを入れてよく混ぜます。
leart_05

今回つくるTシャツのうち2枚は半分だけ染めたいので、
こんな風に半分だけTシャツをバケツに浸します。
あ、そうそう。染めるTシャツは事前にノリや汚れを取るために
洗っておくといいみたいです。ただわたしは今回洗う暇なかったので、
水に濡らして洗濯機で脱水かけただけでした。
leart_06

丁度いい高さに吊るすため、こんな風に突っ張り棒を渡しました。
あっと言う間に我が家の台所は、
クチに入ったらポイズンみたいな液が並ぶ作業場と化しました。
もはや料理するなんか気ゼロですね。
leart_07

 

ここから45分ほど浸け込みます。10分に一回くらい撹拌
(かくはんって読むみたいです。漢字難しくて最初読めませんでした)
しなきゃいけません。10分に1度見てやらないととは随分手のかかる子ですね。
でもついつい気になってしまい結局5分おきくらいに見に行って、撹拌してました。
撹拌と言っても、吊ってる2枚はグルグルとかき回すことができないので
Tシャツを静かに左右にユラユラするだけでした。
leart_08

45分経ち、いよいよ取り出して洗い流します。
染めてない白い部分は絶対に染めたくないため、丁寧にすすぎます。
色のついたお水が出なくなるまでやらなきゃらしいですが、
いつまでやってもずっと水に色がついてました。
この作業が1番大変で30分以上かかりました。
(結局少し赤っぽい水が出てたけど途中で諦めました)


 

leart_09

こうして、全部染めたバージョン、上だけ染めたバージョン、下だけ染めたバージョンの
3種類、全てうまく染められました!
干す前に洗濯機で脱水しますが、半分ずつ染めたTシャツ2枚は
脱水の際染まって欲しくないところが赤くなるのを避けるため、
丁寧にタオルドライをして水気をとり、干しました。
想像以上に鮮やかです。(この時期なら2時間もあれば乾きますね!)
さあ!乾かして、次の作業に入ります。

青に染めたい下の部分だけを濡らしてタオルドライします。
leart_10

今度染める色は「オーシャンブルー」です。
leart_11

赤の時と同じ要領で染液をつくります。
1枚は全部染めてみたいので、全部浸け込みました(画像はそれです。)
そうそう、ゴム手袋をしないと
手が染まっちゃうらしいのでゴム手袋は必須です。
leart_12

そして…
ここから写真をとらなかったので少し飛んじゃいますが…
上が赤、下を青というTシャツにうまく染められました!
あとは乾かして、業者に発注していたデザインシートをプリントすれば…
(ここも写真がないですが;)…
leart_13

 

イメージ通りのTシャツができあがりました☆
leart_14
leart_15

【感想】
染めは全然難しくはないけどそれなりに手間はかかります。
でも思ってる以上に簡単にできるので、
時間があるときにやるのは楽しいです。

leart_16

実際に着るとこんな感じです。