ぼくの好きなビデオブロガーたちはもっといい画質でYouTubeをやっていると思うと、ビデオカメラに納得がいかなかったので、EOS KISS X5を買いました。

これは見て通りで画質が素晴らしいです。
でもやっぱり使ってみてわかるね。いろいろ制約がある。

（１）動画撮影中のオートフォーカスが実用的でない。実質的に距離固定とするか、マニュアルフォーカスでいくしかない。液晶でピントは確認できるが、自分撮りをするためにカメラを離すとこんどは視力の問題になる。こんなふうにピントを外してしまいます。

（２）録画中、思わぬ所で撮影が中断する。調べてみると、一眼レフの動画撮影時間には、多段階でこんな制約がある。

1. まず、ヨーロッパ関税法の制約から29分までしか連続撮影できない（カメラの規格）。
2. SDカードのフォーマット形式、FAT32の制限から1ファイル4GBの壁がある。FullHD画質で、実質的に12分くらいしか連続撮影できない。
3. 気温にもよるが、連続撮影により本体内部の温度が上がりすぎると、録画が中途で止まる。いったん高熱終了になると冷めるまで静止画も撮れない。（カメラ内部に手ぶれ防止機能があるカメラは特に注意。ソニーのα55、NEX-5等にトラブル報告多い。手ぶれ防止機能はレンズでやっているEOS KISSにも、取説に同様の注意が書いてある）
4. SDカードの書き込みスピードが遅いと録画が突然中断する。１分未満で止まることもある。取説にもこのことが注記されてあり、「クラス６以上のカードを使え」と書いてある。しかしアマゾンでクラス10のカードを買っても、録画中断に悩まされる。クラス10の表記があっても、どのSDカードが速く、どのカードは遅いとの情報が必要なのは悩ましい。（TDKはダメだった…）

一眼レフで動画。素人にもスゴイ画質で絵が撮れる。でも、簡単ではない。

こちら720P

こちら1080p